抗がん剤を使うべきか?


抗がん剤はどの程度効果があるかご存知ですか?

1990年、アメリカ議会に提出された技術評価局報告書は、「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められないうえに、患者の生活の質を悪化させる」と断定しています。

抗がん剤を使うと、がん細胞が急速に抵抗力をつけ、かえって悪化するだけでなく、正常細胞にダメージを与え、患者の免疫や肝臓などの機能に壊滅的打撃を与えてしまうのです。 

抗がん剤は、1割のがん(小児がんなど)にしか効かないことを専門家も認めています。また、日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。特に、経口(飲み薬)抗がん剤(フルオロウラシル系)は、欧米では使われていません。

日本で、抗がん剤が医薬品として認可されるためには、臨床試験で、奏効率が2割でよく、その際、治癒効果、延命効果などは、考慮されません。

奏効率が2割とは、2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが半分以下になればよいということです。つまり、8割の患者に無効でも、4週間だけの効果(がん細胞の縮小)のみで良く、その後がん細胞が成長してもその抗がん剤は有効されます。

なお、平均すると延命効果は1.5ヶ月程のようですが、抗がん剤の使用期間の副作用は皆様ご存知だと思います。

この衝撃の事実を考えると、果たして自分ががんになっても抗がん剤を使うことはないのではと思います。

医師の多くは抗がん剤の怖さを認めているため、自分ががんになった場合には、使用しないことが多いというデータもあります。

この奏効率の低さから、抗がん剤を使用した方の多くが、機能性食品などの代替療法を利用することが多いのですが、残念ながら代替療法の利用の開始が抗がん剤を使用した後(限界を感じた後)の場合が多いようです。