薄毛と前立腺がん

 
日本人男性の薄毛人口は約1300万人といわれています。

近年、最近のフランスでの研究で20代で薄毛になりはじめた男性はその後、前立腺がんになる危険性が2倍あるという研究結果が発表されました。

この研究では388人の前立腺がん患者と281人の健康なボランティアを対象に行われ、その結果、被験者が20代に薄毛になりはじめた男性が2倍だったという。
30~40代になってから薄毛になった人は通常の人と比べてがん発症の危険性に違いはなかったそうです。

薄毛の発症発症はDHT(ジヒドロテストロン)と呼ばれる男性ホルモンの一種に起因すると言われ、薄毛になる人の95%以上の原因がこの物質によるものだともいわれています。
DHTはテストステロンが5α‒還元酵素Ⅱ型によって変換されたもので、前立腺肥大などに関連するともいわれてきました。。

今回の研究でも、このDHTがガンの発達とも関連しているとしており、今までいわれていた症状を裏付ける結果となりました。