老化により、筋力が低下すると、代謝が下がり、太りやすくなるだけではなく、転倒を起こしやすくなり寝たきりの状態になりやするなり、見た目の若さも失ってしまいます。
また、排便能力が減少し、便秘になりやすくなるなどの原因にもなります。
では、いつまでも健康や美容に欠かせない筋力を維持するためには、どうすれば良いのでしょうか。
それは、たんぱく質を充分に食生活に取り入れること、そして、運動が必要となります。
本日は、運動に関するアメリカの調査結果をご紹介させていただきます。
高齢者が筋肉サイズを維持するためには、若年者よりも多く運動しなければならないことが、新しい研究で明らかにされました。
米アラバマ大学バーミンガム校のMarcas Bamman氏らは、20~35歳、60~75歳の成人を対象に、筋肉の量やサイズ、強度の維持・増大に必要な運動量を検討しました。
研究の結果、若年者では、トレーニングを減らしても筋肉サイズが維持されていましたが、高齢者では若年者と同程度の運動を行っても筋肉サイズが減少することが分かりました。
高齢者が筋肉量を維持するためには、週に2~3回の筋肉運動を取り入れる必要があるそうです。
ウォーキングなどの軽い運動を取り入れられていらっしゃる方は多いかと思いますが、ぜひスクワットや腹筋運動などの筋肉強化のための運動を取り入れて、若さを維持しましょう。