美容と健康の食事術!

 
パン、野菜サラダ、スクランブルエッグという朝食。あなたはどれを最初に食べますか?

「たるみ」が気になるなら、野菜サラダから食べ始めるのが正解です。

野菜を最初に食べる食習慣を「ベジ・ファースト」といいます。

これだけで、肌の弾力を低下させしわやくすみの原因となる“糖化”も、脂肪をため込んで肌をたるませる“肥満”も、抑えられることが分かってきました。


【check! 美肌の敵“老化たんぱく質”を増やす食生活になっていませんか?】

□ お菓子、甘いものをよく食べる
□ 清涼飲料水やジュースをよく飲む
□ 野菜や豆類はあまり食べていない
□ 丼物が好きでよく食べる
□ 夜、遅い時間に食べることが多い
□ スナック菓子などの加工食品が好き

チェックの数が多いほど“老化たんぱく質(AGEs)”が増えやすいのです!

「主食の前に、野菜など糖質の分解や吸収をゆるやかにする食物繊維が豊富な食材を食べると、血糖値の上昇が抑えられます」と話すのは、“糖化”に詳しい金沢医科大学総合医学研
究所教授の竹内正義氏。

糖化も肥満も、食後血糖値を上げないことが、予防の第一歩です。

「糖化」は、甘い飲み物や食事などでとった余分な糖分が体の中でコラーゲンなどのたんぱく質と結びつき、“老化”させる現象。

これにより老化たんぱく質「AGEs」ができ、これが、肌や体の組織の新陳代謝を阻害して、肌のたるみやくすみを招きます。

また、骨や血管をもろくする原因にもなります。

また、食後高血糖が続くと、脂肪ためこみホルモンのインスリンが体内でたくさん分泌されます。


(引用:2011.11.22 日本経済新聞)