パキスタン、薬の副作用で113人死亡

 
パキスタン東部で心臓の専門機関が処方した薬を飲んだ患者少なくとも113人が死亡しました。

中国中央テレビによりますと、パキスタン東部のパンジャブ州・ラホールで、心臓の専門機関が処方した薬の副作用により28日までに少なくとも113人が死亡、480人が入院したということです。



この機関は政府系の心臓専門機関で、4つの薬を混ぜ合わせたものを心臓系の病に苦しむ4万人以上の患者に無料で処方しました。



また、薬を飲んだ2000人以上にも副作用の症状が出ている可能性があるということです。

つまり、5%以上の方に副作用が出ているということです。

パンジャブ州政府は29日、被害に遭った患者への補償計画を発表。補償額は日本円にして17万円から600万円に上るとされています。

医薬品の恐さを思い知らされるニュースです。