厚生労働省は6月13日、今年3月末現在の全国の生活保護受給者が、210万8,096人(速報値)になったと発表しました。
同2月より1万695人増えて210万人を突破。
60年ぶりに過去最多を更新した昨年7月から、9か月連続で過去最多を更新しています。
受給世帯も6,897世帯増え、152万8381世帯となり、過去最多を更新しました。
高齢者世帯が最も多く約4割を占めていますが、就労意欲があっても仕事がないケースを含む「その他」の世帯も26万945世帯で、全体の約17%に上っています。
生活保護の給付総額は今年度、3兆7000億円を超える見通し。
なんと、この5年で約1兆円も増えています。
もちろん、この数字をゼロにすることはできないと思いますが、高齢、そして仕事がないということなどは、生活保護から回避することは十分可能なのではないでしょうか。
健康であれば、仕事もできます。
そして、健康の輪を広げる仕事があります。