平均寿命日本一は、男女共に長野県!厚生労働省により「都道府県別生命表」(2010年)が発表されました。
それによりますと、都道府県別の平均寿命で男女とも長野県がトップでした。
1975年から女性トップの座を占めてきた沖縄県は平均寿命がさらに延びたものの、3位となりました。
都道府県別の生命表は、国勢調査などを基に5年ごとに作られ、今回で10回目。
男性のトップは長野県の80.88歳(前回79.84歳)で90年から5回連続の1位。
女性でも同県が87.18歳(同86.48歳)で初めて1位になりました。
厚労省は「長野県は公衆衛生の先進県の一つで、健康寿命も長い。生活習慣病の改善などが表れているのではないか」とのこと。
首都大学東京大学院の星旦二教授(公衆衛生学)は「長野県は予防医療が進み、一人当たりの高齢者医療費が低い。高齢者の就業率が高いほか、公民館活動が盛んで生涯学習に力を入れていることなども影響しているかも知れない」と話しています。
沖縄県の女性は0.14歳延びて87.02歳でしたが、島根県に続き3位でした。
全国平均は男性が79.59歳、女性が86.35歳で、前回05年の調査と比べると、鳥取の女性以外のすべてで平均寿命は延びました。
この発表は、あくまでも何歳まで生きることができるかということです。
実際には、多くの方が晩年は病を抱えて延命されているというのが現状です。
現在、健康寿命と平均寿命には、約10年の開きがあります。
つまり、介護や支援を晩年の約10年間受けているということです。
この10年が健康な状態であれば、もっと幸せになれるはず。
そのためには、生命の源であるミトコンドリアの活性化が必須の条件となります。 <引用:2013.2.28 朝日新聞> |
宇田川 雅生
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