「毎日健康になっている!」という意識
皆様は、健康のために習慣にされていることはありますか? 習慣にされていることを続けた結果、期待した結果を手に入れることはできましたか?
ハーバード大学のランガー博士という女性研究者による面白い研究があります。 ホテルの客室清掃を担当するメイドさんたちを二つのグループに分け、健康についての基本教育をしたあとで、一つのグループだけに「日常の客室清掃やベッドメイキングはじつは運動なのだ」ということを教えました。 1ヶ月後に調べてみると、運動していると教えられた方のメイドさんたちは平均で1.5kg体重が減り、血圧や血糖値の平均値も下がったのに対して、もう一つのグループには変化が見られませんでした。
この実験は、「意識」の重要性を示しています。 ウォーキングが健康に良さそうだからといって、ウォーキングを習慣にしている方も、ただ歩くのではなく、「ウォーキングを続けるたびに健康になっている」「ウォーキングを続けるたびに体力がついてくる」というような意識を持って行うとウォーキングによって、効果を実感していけるのではないでしょうか。
私たちは毎日毎日が健康になるチャンスの連続です。 ぜひ、「毎日健康になっている!」という意識をもって、健康習慣を行いましょう!
|
宇田川 雅生
| ページのトップへ戻る↑
|