他者貢献

  

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先日、昨年もっとも売れたという書籍『嫌われる勇気(ダイヤモンド社)』という本を読みました。

何か恐ろしいタイトルですよね?

昨年の発売以来、気にはなっていた本なのですが、嫌われたくない私は、読まずにおりました(笑)


では、なぜ今年になってから読んだのでしょうか。

その理由は、ある方より「アドラー心理学」ということを教えていただいたからです。


★アドラー心理学とは・・・

フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想。
オーストリア出身の精神科医、心理学者。
フロイトとの共同研究者としての関係を経て、まったく新しい理論に基づく「個人心理学」を創始。
日本では、その創始者の名をとって「アドラー心理学」と呼ばれることが多い。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」とした上で、フロイト的な原因論を根底から覆す「目的論」の立場をとるところにあります。
たとえば、「子どものころに虐待を受けたから、社会でうまくやっていけない」と考えるのがフロイト的な原因論であるのに対し、アドラー的な目的論では「社会に出て他者と関係を築きたくないから、子どものころに虐待を受けた記憶を持ち出す」と考えます。
つまりアドラーによれば、人は過去の「原因」によって突き動かされるのではなく、いまの「目的」に沿って生きているという思想です。


そして、このアドラー心理学の書籍を探していたところ、『嫌われる勇気』に辿りづいたのです。

本書では、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話」という物語形式で紹介しています。


この本の結論は

『他者貢献』が人生の意味である

ということ。


人生で何か大きなことを成し遂げたいという目標があっても、その目標に到達できる方もいれば、できない方もいる。

また、大きな目標さえ持てない方もいる。

しかし、他者貢献こそが、人生の意味と捉えると、目標という未来にフォーカスすることなく、「今という時間を他者への貢献のために過ごすこと」という考え方ができます。

また、その貢献とは、相手の期待に応えようとするのではなく、自らが貢献していると感じることだけで良いのだという。

確かに、誰かのためにと思っていても、喜ばれることもあれば、迷惑と思われることもありますからね(汗)


会員様よりこんな言葉を頂くことがあります。

「社長のおかげで・・・」

めちゃくちゃ嬉しい言葉です。

他者貢献できたのだと確かめることができる瞬間です。

また「お陰様で・・・」という言葉も素敵な言葉ですよね。


まだまだこの本についてお伝えしたいことがあるのですが、長くなりましたので、今回はこの辺で。。。


私は、今日も、そして今という時間も他者貢献するため、頑張って参ります!