抗生物質は、腸内環境を破壊する

 
腸は、「消化」「吸収」「ビタミンや酵素の合成」「解毒」「造血」「排泄」「免疫」などを行うとても大切な臓器です。

その腸内には、なんと100種類100兆個、重さにして1kgの細菌が生息し、多くの働きを果たしてくれています。


現代人の多くは、この事実を知っているのか、知らないのかとても残酷なことをしています。

それは、抗生物質を服用すること。

風邪、発熱、その他疾患にて抗生物質を服用すると治ると信じている方が多いようですが、風邪はウイルスが原因の病気ですので、抗生物質を服用しても治るばかりか、腸内細菌を殺してしまいます。


そのため、抗生物質を服用すると下痢をしたり、便秘になったり、お腹が張ったり、もたれたりするなどの不調を伴ってしまいます。

そうすると、それを治そうと、また余計な薬を服用するという薬の悪循環に陥ってしまいます。


また、腸内には、1億個以上の神経細胞があります。

神経細胞がダメージを食らうと、情報伝達がうまく行われなくなり、体調を崩してしまいます。


抗生物質以外の薬も腸に悪影響を与えるものは、数多く存在します。

健康や美容にとって、とても大切な臓器である腸を薬で痛めてはいけません。

薬は一時的な症状を抑えることはあっても、病気を治すものではありませんよ。

本当の健康を手に入れたい場合、腸が嫌がることをやめ、私たちを構成してくれている60兆個の細胞を元気にしてあげることを心掛けましょう。