睡眠時間減らすと食事量が増える

 

好きなだけ菓子類などを食べることのできる環境で、1日5時間しか睡眠時間をとらずにいると、食事量が増えるとの研究結果が3月11日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of SciencesPNAS)に掲載されました。

 

論文によると、長時間起床していることでエネルギー消費量は増えるが、エネルギー消費量の増加分以上に摂取カロリー量が増えていました。

 

研究を主導した米コロラド大学ボルダー校(University of Colorado at Boulder)の睡眠・時間生物学研究所(Sleep and Chronobiology Laboratory)のケネス・ライト(Kenneth
Wright
)所長は「睡眠時間を減らすこと自体で体重が増えることはない。だが、睡眠が不十分だと、人々は必要以上に食べる傾向があった」と説明しました。

 

また男性は適切な睡眠時間をとった場合でも、好きなだけ食べることができる環境に置かれると体重が増えていましたが、女性は「適切な」睡眠時間をとっている場合にはそのような環境に置かれても体重が増えなかったとのこと。

 

 

健康には、睡眠時間と入眠時間が大切です。

 

理想は、22時入眠で6時間または7時間半の睡眠ですが、忙しい方でも23時入眠で6時間または7時間半の睡眠を摂りたいですね。

 

そして、夕食は入眠の4時間前が理想ということですが、それも難しい方が多いと思います。

 

23時入眠の場合でも20時までには夕食を済ませたいですね。

 

 

(引用:2013年3月14日 AFPBB News