日本列島を猛暑が襲っています。
皆様、夏バテにはなっていませんか?
夏バテ対策には、「水分補給をしましょう!」とよく言われます。
もちろん水分補給は大切です。
皆様はどんな飲み物で水分補給をされていますか?
もしかして、キンキンに冷えた冷たい飲み物では?
実は、冷たい飲み物は夏バテ対策には適さないということをご存知でしょうか!
冷たい飲み物は確かにのど越しも良く、スッキリして気持ちが良いのですが、冷えた水分が食道を通過し、胃を通過し・・・
すると、体内では大変なことが起こってしまうのです。
体温よりも低い飲み物を体温と同じ温度に上げるため、私たちはエネルギーを注がなければならなくなります。
そうです。
ミトコンドリアがせっかく作ってくれたエネルギーが使われてしまうのです。
冷たい飲み物を体温まで上げるためには、30℃以上も上げる必要があります。
かなりエネルギーを使ってしまうことになりますね。
ということはエネルギーが不足するため、さらにバテてしまうのです。
常温の飲み物でも冷たいものほどのエネルギーは消費しないにしても同様のことが起こってしまいます。
理想は、体温よりも少し温かい飲み物ですよ。
また、飲み物の温度を上げるためには、胃や腸にたくさんの血液も集めなければなりません。
すると・・・必要な臓器の血液が不足することもあるのです。
脳の血流が不足し、フラつきが出てしまうようなこともありますので、危険ですよね。
もちろん、飲み物だけでなく、食べ物も一緒です。
カキ氷、アイスクリームなど暑い時には美味しいですが、極力お控えいただくことをオススメいたします。
まだまだ暑い日は続きそうです。
冷たい飲み物や食べ物は控え、ミトコンドリアを活性化し、暑い夏を乗り切りましょう!