私たちの体では、ミトコンドリアの働きにより、栄養から得た水素と呼吸から得た酸素によってCOX活性と呼ばれる代謝が行われ、細胞自らが代謝水と呼ばれる水を作り出します。
代謝水は、1日に約300ml作られています。
その量は、代謝量によって変わり、代謝が良いほど多くなります。
寝る前の体重マイナス朝起きた時(排尿後)の体重の差が大きい人は代謝が良いという目安になります。
では、この代謝水が不足すると一体どんなことが起こると思いますか?
実は代謝水が不足すると体のなかだけでなく体の表面、つまり肌の水分も不足し乾燥肌を招いてしまいます。
そしてさらに乾燥を補おうと余分な皮脂が分泌されやすくなってしまいます。
逆に代謝水が増えると、赤ちゃんのようなモチモチと潤った肌も夢ではないのです。
余分な皮脂の分泌もなくなり、化粧直しの回数が減る、なんてこともあるかもしれませんね。
つまり、ミトコンドリアの機能を活性化させることは、美肌にとっても欠かせないのです。
ちなみに、このCOX活性が最大限に機能を発揮すると、人は120歳まで生きられる可能性があると言われています。