頭痛の裏に隠される病気

 

日本人の3人に1人は、頭痛持ちといわれているほど、頭痛に悩まされている方が多くいます。

 

頭痛のうちの9割は、片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などで、頭痛以外の病気を心配する必要はありません。

 

ただし、1割の方は、頭痛の裏に脳腫瘍など、別の病気が隠れていることがあります。


 

・これまで経験したことがないほど激しい頭痛がする

・痛みが徐々に始まり、数日から数週間にかけてだんだんひどくなり、痛みが長引く

・原因不明の高熱や吐き気を伴う

・字が読みにくくなった、書きにくくなった

・単純な物事を考えるのに、頭がうまく働かない

 

もし、こんな症状がある場合は、脳腫瘍やくも膜下出血といった、命に関わる病気が原因である可能性があります。

 

 

また、放散痛といって、病気の原因の部位から離れたところに頭痛などの症状が出る場合があります。

 

膵臓に問題がある場合、左の肩がこり、そこから頭痛に至ることがあるのです。

 

また、緑内障が原因で頭痛になることもあります。