肌粗しょう現象

 
骨粗しょう症ならぬ、「肌粗しょう現象」というものをご存知ですか?

骨粗しょう症とは、加齢やホルモンの低下、カルシウム不足などが原因で骨の中がスカスカの状態となり、骨がもろくなる病気のことですが、「肌粗しょう現象」とは老化した肌の内部がスカスカ・ペラペラ状態になり、これに起因してたるみやハリ低下等の肌老化を引き起こしやすくなる、総合的老化現象のことをいいます。

これは、年齢とともに、肌の弾力を作り出す真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少し、弾力を支えるバネの構造がもろくなってしまうことや、肌細胞を作り出す力が衰えた結果、生きた細胞層が薄くなっていくこと等が原因となって起こる現象と考えられています。

「近頃肌にハリがなく、頼りないやわらかさを感じる」
「皮膚を引っ張るとシワっぽさがなかなか戻らない」という人は要注意!

この「肌粗しょう現象」が深刻化すると、肌のたるみ、ハリの低下など、様々な肌悩みに繋がっていきます。

対策としては、表面の保湿だけでなく、肌内部の細胞1つ1つにまでケアが大切です。

肌の弾力性に関わるコラーゲン、エラスチンなどを生み出しているのは、ミトコンドリアの働きが大きく関与しています。

肌のため、タンパク質などの栄養素をしっかり補給し、ミトコンドリアを活性化させ、若い肌を取り戻しましょう!