昨日は、細胞の寿命を支配している「
テロメア」についてご紹介をさせていただきました。
テロメアは、加齢によって減少をしていきますが、その他にも生活習慣によって減少いたします。
本日は、その生活習慣をご紹介させていただきます。
18~76歳の1,122人の女性を対象に、白血球のテロメアの長さを調査され、2005年にロンドンにてその調査結果が発表されました。
そのデータによりますと、太っている人は、そうでない人よりもテロメアが短くなる速度が、年数にして10倍も速かったという結果が出ています。
また、タバコを吸う人は、吸わない人の2倍の速さで短くなりました。
つまり、太っている、タバコを吸っている、というだけで老化が著しく早くなるなることが分ったのです。
さらにその後の研究で、運動しない人のテロメアも短くなるのが早いというデータが確認されました。
加齢すると老化する、ということだけではなく、「肥満」「タバコ」「運動不足」も老化を促進させるのです。
いつまでも若々しく健康でいたいですよね。
加齢は誰も避けされませんが、テロメアの減少を加速させる生活習慣を正すことは誰でもできますので、ぜひ「肥満を解消」し「禁煙」し「運動を適度に行う」ことを心掛けてください。